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2018.08.30

1円玉の旅がらす

 平成になって消費税が導入された。1989年(平成元年)4月1日、前日まで100円で売っていたものが103円になった。釣銭で財布の小銭がやたらと増えたし、小売店では1円玉が不足した。3%の消費税が導入された1989年、1円玉は前年の2倍、24億8,000万枚も製造された。きっとそうだろうと予想して調べたが、やっぱりそうだった。その他の硬貨も大幅に増産される。1997年の5%の時は5円と50円、500円硬貨が大幅増。そして8%になった2014年には、前年55万4,000枚だった1円玉の製造枚数は1億2,400万枚。それでも、キャッシュレスが進み、硬貨全体の製造枚数は減少しているのである。
 キャッシュレスは確実に進んでいる。そのうち、「昔、1円玉というのがあったらしい」という話になるかも。そうなったとき、昭和の名曲『1円玉の旅がらす』は、フィンガー5の『恋のダイヤル6700』と同じ運命となる。昔、電話はダイヤルを回してかけた。かかってくるときは、りんりんりりんりんりりりんって鳴って、「もしもし」じゃなくて、「ハローダーリン」って言って出たんだぜ。

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